インタビュー

THE SALONS 卒業オーナーインタビュー Vol.7 COA 青木 大地さん/髙橋 英昇さん

インタビュー

THE SALONSインタビュー企画☃️✨️

第7弾は、COA 青木大地さん髙橋英昇さん
Instagramフォロワー総数12.4万人。
同じく代表の小西恭平さんとともにCOAを立ち上げる。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今の美容業界で知らない人はいないであろうブランドサロンCOA。
実はそんなCOAさんも最初の店舗(当時髙橋さんを中心に営業されていたCOALESS)をSALONSでオープンされています。
今回のインタビューでは強いチーム作りの秘訣、今後のビジョンについてお伺いします!

──世の中の美容師さんたちは、急成長されているCOAさんのブランディング戦略を知りたいと思います。ここまでのチーム作りを短期間で実現した秘訣があれば教えて下さい!

青木:僕目線で言うと、まずSALONSを利用して本当によかったなと思っています。これはもうお世辞じゃなく本当にそう思っていて!笑

当時僕は全然わかっていなかったのですが、保健所登録できるとか、店舗出店という形でできるというのがSALONSを利用したことによる最大のメリットじゃないですか。それが出来たおかげで、店舗を持って、いい決算書を2期分作れた。

しかもSALONSの場合は初期コストが低いから、その浮いたお金でプロダクトと薬剤を展開して、全国展開したんですよ。それで更に収益化をしていって。
他のシェアサロンとかいろいろ見てみたかったのでスタッフには分散してもらっていたのですが、薬剤や仕組みは2年間かけて構築していて、最初からこの薬剤を使うとか、仕組みをある程度決めていたので、実店舗スタートの時にまとまりやすかった。

──実店舗より先に仕組みを作ったことが重要だったということでしょうか?

青木:はい、これはもうかなり大事だと思います。
店舗を作ってから仕組みを作っていくと、結局各々の意見があるから多分まとまりにくいと思うんですよ。
小規模サロンだったら全く問題ないと思うんですけど、この規模感で出す時には先にルールをしっかり明確にして雇用しないといけないと思っていたので。そこをしっかり出来たのがよかったのかなと思います。

──第1号店、銀座の中心で100坪級のサロンを作るという大きな計画はチームで決断されたのでしょうか?

青木:そうですね、うちの特徴として基本的に1人で決断はしないです。幹部みんなで話し合って決める。元々内容の持ち込みは僕ではあったんですけど、60坪か100坪で悩んでいたんです。
その時に60坪だと100%成功するから全然おもしろくないなと思ったんですよね。あとは、多分すぐに満席になるだろうなと。

そう考えた時に、100坪の方がインパクトがあるし、チャレンジができるし、みんなだったら確実にできるって思いがあったので挑戦したかたちです。

──髙橋さんも最初から賛成されていたのでしょうか?

髙橋:そうですね、どっちかというとみんなで集まって一緒にやりたい!って気持ちの方が強くて。
内見も何個か行っていたのですが、やっぱりすぐ席が埋まっちゃうよね、もう大きなところでやろう!みたいな空気感もありました。小西も「もう大きいところでやろうよ大地!」みたいな感じで言ってましたね。

──初期コストはとても大きかったと思いますが、その心配もなく??

青木:正直よくわかっていなかったんですよ。
なんとなく初期費用はいけるなって思っていたんですけど、どんどん内装もっとこうがいい!ってなった時に、見ての通り全部オーダーになり、内装費がかさんでいき、最終的に分割にしてもらいました。笑

──出店にあたって資金調達が必要だと思うのですが、会社でお金に対してここだけは守っていこうと大事にしていること、皆さんで共有していることはありますか?

青木:正直、美容室の利益率って限られているじゃないですか。なので、そこに対して何%はこれ、何%はこれってきっちり決まっていて、そこを超えた場合はしっかり話し合うということは徹底しています。

例えば経費がいくらとか、データは全て幹部で共有します。月次も公開していて、全部わかりやすくリスト化してあるんです。
経営を共有する、オープンにすることは大事にしていますね。決算書に関しても見ていいし、僕と税理士さんが打ち合わせしている時も参加OKにしています。
だから、変なお金の使い方はしないっていう。

──素晴らしいですね。

──スタートからスタッフさんが20〜30名くらいいらっしゃったと思うのですが、その大人数をどうやってまとめたのでしょうか?

髙橋:最初は25名スタートでしたね。

青木:SALONSとシェアサロン2店舗の3箇所に分けて、これを各自グループ化して、そのグループ毎に情報共有、幹部(小西、青木、髙橋)はそれぞれ3店舗に分かれていたので、そこである程度組織化していたんです。あとはこれをくっつけるだけなので。
更に共通の薬剤、共通の商品を使っているのでやりやすくて。カリキュラム、レッスンは全部バーチャル化、VR上なので、そういった部分で技術の教育ムラがない。
もちろん教える部分もあるんですけど、基本的に人に教えさせないので、先輩の時間も取られないっていう。

──アシスタント、スタイリスト、役員の給料の取り決めについて、何か決め事はありますか?

青木:アシスタントの給料とか、全部数字は決まっています。ただ、うちに関しては手当が厚いんですよ。
だからアシスタントでも、最高月収70万円いくスタッフがいたりとか。

──すごいですね!どうやったらアシスタントで70万円の給料がもらえるんですか?

青木:撮影手当や練習手当のような感じで、やったらやった分だけ、みんな評価されるっていう制度を用意しています。

──70万円もらえるならスタイリストにならなくてもいいって思う方も出てきそうですね。

青木:はい。個人的にはアシスタントも国家資格を持っていますし、プロだからその自覚を持つべきで、それに対して評価をすべきだと思うんですよ。
それでもしアシスタントで良いかもと思えば、正直COAにはハイプレイヤーが多いので優秀なアシスタントはいればいるほどありがたいです。

──高橋さんにお聞きします。チームの中では青木さん小西さんとはまた違うバランサーのような役割をされているのかなと感じたのですが、ポジショニングで意識されていることはありますか?

髙橋:僕の中で、青木は経営、数字にとても強いというイメージで、実際僕自身のプレイヤーとしての数字、売上が上がったのは実際に青木のアドバイスのおかげでもあり。
そこにプラスして、小西の技術とブランディングってところも凄い学びで、真似させてもらって自分が構成されたなっていう思いがあったので、逆に一緒にやっていくなら違うポジションで僕が入った方がこの会社は大きくなるなってイメージがあって。

例えば教育とか、SNSとかっていうところの落とし込みをすることは自分の中でも意識しています。僕は自分が器用なタイプじゃなかったので、最初は2人に聞いたりとか、いろいろな人に聞いたりしてましたね。
そこから学んだことの落とし込みをより考えるようになって、教育にフォーカスしていって、そこは自分の得意分野だなって感じたので、今はセミナーなどの活動をやらせて頂いてます。

──それぞれ皆さんの役割が違い、とてもバランスの良いチームに見えます。

青木:幹部間でも結構ポジショニングは明確で、役割分担しあって、ポジションごとによって発生意見が違うので、そこはうまく割り振りができているのかなっていうのと、僕の権限が強いとか小西が強いとかっていうのは一切なくて、みんな対等なんです。

実は僕と小西っていいところはめちゃくちゃいいんですけど、悪いところが正直めちゃくちゃだめなんですよ。穴が多いんです。笑

英昇は本当にうまくそこを察してくれて、フォローしてくれたりとか。英昇って本当にありがたいことに穴を沢山埋めてくれるんです。更に、そこに適性をみて誰かを入れ込んでくれるから、多分外からそういう風に見えるのかなと思ってます。

──COAの5年後のビジョンはありますか??

青木:僕は正直5年はなんとなく決めて、2年後をしっかり作るイメージです。
あえて5年で考えるとしたら、COAというブランドはもちろん当然ながら今以上に世界に伝わっていて、今は働き方がどうとかいうけど、やっぱり日本の美容業界ってもっとやるべきだと思うんですよ。結局技術職ってやるかやらないかだって思ってるからこそ、賢く世界にむけてやりたいなって。
それは技術だけじゃなくて、商材だったりとか、すべてを含めて世界展開をしたいと思ってます。

──髙橋さんは2年後、5年後の展開はイメージありますか?

髙橋:僕も5年後というよりは、短期の1〜2年くらいのイメージでいつも考えてしまうのですが、まずはこのCOAをしっかり芯として作っていくこと。
また僕は地方でセミナーをやらせて頂く機会が多いんですけど、その芯を持ちながら、日本全国に技術力やブランディング力を伝えていきたいなっていうのがありますね。

それをやることによって、美容師さんの価値が上がると思うんです。やっぱり地方だとフォロワー1万人でも東京でフォロワーが10〜20万人いるのと同じくらいお客様も集まってくると思うんですよ。
だからこそ、もっと技術やブランディングを伝えていって、美容師さんの価値にフォーカスして、価値をもっとあげていきたいなっていうのは凄い思っています。

──最後の質問です。おふたりから見てSALONSはどういう方におすすめでしょうか?おすすめポイントがあればお伺いしたいです。

髙橋:まず接客と技術両方とも全部自分でやりたい、しっかりプライベートな空間でお客様を幸せにしたい方には1番おすすめかなって思います。

もうひとつは僕も実際に体験してみて、ちょっとした経営のところ、数字面も前のサロンにいた時は全然知らないことがたくさんあったので、リアルな数字面や管理はたくさん勉強になりましたね。

青木:僕としては、サロン経営って正直イメージが難しかったんですよ。それをまず体験含め、経験できるっていうことが凄く価値が高いと思います。

みんななんとなく美容師をやっていて、売れたら出店して経営できるだろうって考えだと思うんですけど、実際いろいろな話を聞かせてもらうと、やっぱり数字の部分を考えるのも大事だったりとか、知らない知識があって。

あとは本当に隣に行けば、同じような経験をしているオーナーさん方がいて、皆さんと仲良くなっていろいろ話すことによって、自分の考えていたことは本当に狭い範囲だったんだなって。もっと広く考えなきゃいけないってことを1番学べましたね。
個人的にはまず出店をしたいとか、これから自分でやりたいって方、全員経験した方がいいんじゃないかなって。

初期をコンパクトに出来て、保健所登録もできて、経験ができる。めちゃくちゃいい投資だと思います。

──お話聞かせて頂きありがとうございました!

『サロン情報』
COA(コア)
東京都中央区銀座
https://beauty.hotpepper.jp/slnH000543596/

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

美容業界も大注目のCOAさん✨️
チーム作りのお話を伺いながら、それぞれの役割を持つ幹部の皆さんはじめチームの絆を感じられる瞬間があり、とても素敵な関係性だなと改めて感じました💐

THE SALONSはモール内でのサロン出店だけでなく、実店舗出店を目指す皆さんのサポートもしております✊️
独立の第一歩を踏み出したい方は、ぜひご連絡ください🙆


LINE公式アカウントでは24時間お問い合わせを受付中!
空室情報を知りたい方や内覧希望の方は、下記LINE公式アカウントのバナーをクリック

インタビュー の一覧へ戻る

TOPICS

すべて見る

掲載メディア一覧

THE SALONSで
新しい時代の独立開業を